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Gekkan Dennou Club 147
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Gekkan Dennou Club - 2000.8 Vol. 147 (Japan).7z
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Gekkan Dennou Club - 2000.8 Vol. 147 (Japan) (Track 1).bin
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2000-07-11
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18KB
|
505 lines
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コネクトコネクション:外付 SCSI ハードディスク
LHD-U27E(Logitec)
nsmrtks
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
電脳倶楽部 144号のこねこねで、外付の大容量 SCSI ハードディスクが、わり
と低価格で売られていることを知りました。実は、私は今までベアドライブの
SCSI HDD にばかり目が行っていて、外付タイプはノーチェックだったのです。
で、現在 X68k に付けている HDD も、NetBSD 等をコンパイルするのに手狭に
なってきたので、いっちょここらでこねこねしてみようかと思い立ちました。と
ころで、今から AT 互換機等に SCSI HDD を付けるなら、ふつ~ウルトラワイド
(68P コネクタのもの) でしょうと私は勝手に思っていたのですが、電器店に並
んでいる製品を見ていると、PC の外付 SCSI HDD 業界はまだ 50P 型が主流のよ
うでした (Ultra 160 SCSI といった製品も既にあります)。しかし今の我々
X68k ユーザには好都合です。
というわけで、27.3GB と表示された Logitec の HDD-U27E を、大阪日本橋の
ニノミヤ PC X Town (向かいに T-Zone がある方) で購入しました。メルコ
(BUFFALO) の 30GB 30,800円や、I-O データの 30GB 30,800円というのもあった
のですが、なぜかこっちを買ってしまいました。
メーカー/型名 Logitec LHD-U27E
価格 29,800 + 税円
購入日 2000年6月25日
外箱には、「使用ドライブ 富士通MPE3273AT」と、はっきり書かれてあります。
最近の 外付 SCSI HDD には、IDE のドライブを SCSI に変換しているものが多
いと聞きますが、このドライブはどうなのでしょうか? (答えは後で)
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● 特徴
◎ 外観 TYPE=CLI:JPEGED VIEW.JPG
(余談ですが、写真はザウルス MI-C1-S + デジカメカードで撮影しました。見
にくくて済みません)
色は白いので、黒い X68k にはあまり合わないかも知れませんが、デザインは、
まあまあではないでしょうか。
前面に電源 LED (外側/緑) とアクセス LED (内側/赤) があります。
◎ コネクタ部分 (背面) TYPE=CLI:JPEGED REAR.JPG
SCSI コネクタは 50P 針形です(アンフェノールハーフ形ではありません)。
電源アダプタは内蔵されており、外付 AC アダプタといったものはありません。
また、オートターミネーション機能によって、外付ターミネータも必要としませ
ん。そのため、通常 SCSI 機器に 2つ付いているコネクタに役割の区別はありま
せんが、このドライブでは「IN」側 (写真では右) と「OUT」側 (写真では左)
が決まっており、IN にはコンピュータの SCSI インターフェイスに近い方を、
OUT は終端に近い方に接続するそうです。しかし、うちのように両端に X68k (
厳密には、それぞれの内蔵 HDD) がつながっている場合は、どうすればいいんで
しょうね(笑)。
実際に試した所、ケーブルを両方につなぐとターミネータ表示 LED (両コネク
タの間にある) が消灯し、OUT 側を外すと点灯したので、一応オートターミネー
ションは正しく機能しているようです。なお、オートターミネーションがどうし
ても正しく動作しない場合は、ディップスイッチで強制的にオートターミネーシ
ョンを無効にすることができるそうです。(そのとき、場合によっては外付ター
ミネータが必要になるでしょう)。
SCSI-ID は 0-7 が指定でき、これもディップスイッチで切り替えます。
ディップスイッチで指定できる項目は以上だけですが、余っている他のディッ
プスイッチをいじるとどうなるかは分かりません。:-)
ところで主な付属品は、マニュアルや保証書の他に、両端が 50P 針の接続ケ
ーブル、縦置き用スタンド、横置き用ゴム足 4個 (なぜか透明)、ディップスイッ
チの設定を書いたシール、及び LogitecWare for Windows という CD-ROM 等で
す。CD-ROM には、ディスクフォーマッタ、Media Keeper (バックアップツール)、
フォトエクスプローラ (画像管理ソフト) といったものが入っているようですが、
ゲイツ窓を使ってない人にはあまり関係ないでしょう。
◎ 内部 TYPE=CLI:JPEGED INSIDE.JPG
背面のねじ 1本と、ディップスイッチをふさいでいるゴムのふた 1個 (写真右
上) を外すだけで、上面のカバーが開きます。どうでもいいかも知れませんが、
(横置きにしたときの) 底面側にしかシールドが付いていません。
やはり中見は IDE ドライブでした。しかし、こんなちっぽけそうな基板 (写
真右側) で UltraSCSI に変換できるものなんですね。写真では HDD の上 (縦置
にしたときの下側) に電源が見えます。冷却ファンといったものは付いていませ
ん。
カタログスペックでは、回転数 5400rpm、平均シークタイム 9.5ms (読み書き
共)、バッファサイズ 512KB となっており、今どきの HDD としてはたいして高
くありません。UltraSCSI 対応であること以外は、私が 4年半前に買った 1GB
の HDD と同程度に見えてしまいます。
マニュアルには、「UltraATA 対応のハードディスクを採用し、これに独自の
インターフェース変換回路を付加することによって、UltraSCSI に対応していま
す。」と、ちゃんと書いてありました。また、「LHD-U27E」のように末尾が「E」
だと「通常タイプ」を、「H」だと「高速タイプ」(7200rpm?) を意味するそうで
す。
ただし、http://www.logitec.co.jp/ を見た所、「LHD-U27H」という製品は見
つけられませんでした(違う容量のものならあります)。
ちなみに同 WWW では、30GB、41GB、61GB といった、より大容量の後継機がち
ょうど発表された後でした。トホホ。もはや、標準価格で 1GB/1000円を切って
きています。
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● 接続
さて、UltraATA - UltraSCSI 変換を行っている本ドライブですが、X68k で正
常に使用できるでしょうか? (できるに決まっているだろうって?)
今回の実験では、以下の SCSI 機器が共に接続されています。ちなみに、本ド
イブ名は inquiry で「LHD-U27H/E」と表示されます。
ID0 IBM DORS-32160 (HDD 2G, UltraSCSI, X68030 に内蔵)
ID1 Conner CFP-1060S (HDD 1G, FastSCSI2, X68000PROII に内蔵)
ID2 Iomega Jaz 1G
ID3 Logitec LHD-U27E (HDD 27G, UltraSCSI)
ID4 Logitec SCD-440 (4.4倍速 CD-ROM)
ID5 Iomega Zip 100M
ID6 X68030 + 060turbo、内蔵 SCSI インターフェイス
ID7 X68000PROII + Xellent30PRO、純正 SCSI インターフェイス
ID3 にスキャナ (JX-350) もつながっているのですが、電源を切ってあります。
参考までに、接続順は以下のようになっています。なるべく短いケーブルを使
用しているつもりではあります...
DORS-32160 <-> X68030 (内蔵 SCSI) <-> CD-ROM <-> JX-350 <-> LHD-U27E
<-> Jaz <-> Zip <-> X68000PROII (純正 SCSI ボード) <-> CFP-1060S
ところがこれで起動しようとすると、最初に ID1 の CFP-1060S をアクセスし
た所でハングアップしてしまいます。CFP-1060S の電源を X68000PROII 本体も
ろとも切って行った場合は、X68030 で ID0 の HDD から正常に起動します。
実は以前からうちの SCSI 環境は、SCSI バスリセット直後 DORS-32160 (ID0)
→ CFP-1060S (ID1) の順でアクセスを開始しないと、SCSI バスがハングアッ
プしてしまうのです。そのため、X68030 を ID0 から起動する場合はよいのです
が、X68000PROII を ID1 の CFP-1060S から起動したい場合は、SRAM 内の
Xellent30 のプログラムにて XF5 を押しながら起動し (SCSI 機器一覧が表示さ
れる)、ID0 から ID7 へ順番にアクセスをかけた後に、ID1 からの起動を指定し
ています(もし私が死んだら、誰も起動方法が分からなくなりそう)。
今回の症状も、これと似ているようです。
試しに ID0 の DORS-32160 の電源を X68030 本体と共に切り、LHD-U27E を
ID0 にして見た所、X68000PROII で ID1 から正常に起動できました。X68k +
CFP-1060S + UltraSCSI の組み合わせは相性が悪いのでしょうか。それとも、機
器のつなぎすぎ? LHD-U27E のマニュアルによると、FastSCSI では接続台数を 4
台以下、UltraSCSI では 3台以下とし、またケーブル長の合計はどちらも 3m以
下にする必要があるそうです、うーむ。
LHD-U27E を ID0 にしてしまうと、既存の環境からの変更が大きいので、現在
は ID3 にてだましながら運用しています。
やはり、mach2p を導入して、SCSI バスを切り離したい所です。 (え、mach2p
の予約受け付け終了? (汗))
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● Human68k での使用
QFORMAT で管理領域のみ初期化、領域確保を行いました。
LHD-U27E と CFP-1060S の電源を入れた状態で QFORMAT (FORMAT) を実行する
と、さっきと同じようにハングアップしてしまうので、CFP-1060S を切った状態
で行いました。また、このときなぜか LHD-U27E のアクセス LED が灯きっぱな
しになってしまうことがあります...
(1) 自動起動 1020MB
(2) 使用不可 25043MB (残り全部)
(1020MB というのは、X68k SCSI-IPL の 1GB 境界の手前であり、また FORMAT
から見たときの Jaz ドライブの容量と同じでもあります)
2番目のパーティションは、一応「使用不可」に設定しておきました。「使用
可能」だと起動時に問題が起こっていたような気がしたのですが、実験している
うちに分からなくなってしまいました。とりあえず 1GB 以降は NetBSD のデー
タ領域 (起動しない) にして使おうと思っていたので、「使用不可」でもかまわ
ないのです(私は、他のドライブで普段からそうしています)。
しかしそれでも、起動すると LHD-U27E のパーティションが認識されていない
ことがあるので (どうしてなんだ)、その場合は後から SUSIE で認識させており
ます。
試しに、合計 950MB ほどのファイルをコピーして比較したり、このファイル
も LHD-U27E の上で編集しましたが、普通に使えているようです(本当かな~)。
しかし、パーティションの大きさが 512MB 以上 (1024MB 未満) の場合、クラ
スタサイズが実に 16KB にもなりますね...
以下は INQUIRY の実行結果です。なぜか、Extended vender unique の表示に
変な文字コードが入ってしまっています。(「X」に置き換えてあります)
───────────────────────────────────────────────
SCSI ID :3
Number of blocks :53377152
Size of block :512
Capacity :1559298048
Peripheral device type:Head disk
Removable disk :No
Device type qualifier :00
ISO Version :0
ECMA Version :0
ANSI Version :2
Vendor unique :00
Vendor identification :Logitec
Product identification:LHD-U27H/E
Revision level :200F
Extended vender unique: A760BSIBG144FUJITSU MPE3273AT ED-0 XXXeZ?XXn
───────────────────────────────────────────────
この表示を見ると、HDD 全体の容量は以下のようになります。
53,377,152×512 = 27,329,101,824 Bytes
= 26,688,576 KBytes
= 26,063.0625 MBytes
= 25.4522... GBytes
続いて、ID3 に対して SDCACHE を実行した結果です。
───────────────────────────────────────────────
X68k SCSI DEVICE CACHE CONTROLER Version 0.11 Copyright 1996 1997 TNB製作所
read cache ON! (変更不可)
write cache ON! (変更不可)
となっています。
───────────────────────────────────────────────
2機種で、ID3 に対して dskbench を実行した結果を示します。やはり内蔵/純
正 SCSI ではこの程度です。
・X68030 + 060turbo (高速化改修済)、内蔵 SCSI
───────────────────────────────────────────────
X680x0 DISK Benchmark Version 0.26 Copyright 1993 じゃぎゅあ
Original program:
ASPI SCSI benchmark test V0.2
copyright(c) by Tsuru-Zoh, Nov.23,1992
Initiator is ID7 : SHARP X68060 000A
Target device is ID3 : Logitec LHD-U27H/E 200F
512 Bytes per sector, capacity is 1487 Mbytes.
------------------------+-------------+-------+-------+-------+-------+-------+
Test mode | result | Poor | OK | Good | Great | Superb|
------------------------+-------------+-------+-------+-------+-------+-------+
Test unit ready command| 0.2[ms] :*************************************
No motion seek command | 1.0[ms] :*****************************
------------------------+-------------+-------+-------+-------+-------+-------+
Sequential seek command| 1.1[ms] :************************************
Random seek command | 8.6[ms] :********************************
------------------------+-------------+-------+-------+-------+-------+-------+
Seq. read 512B/read | 506.0[KB/s]:***********
Seq. read 16384B/read | 857.6[KB/s]:******************
Seq. read 65536B/read | 857.6[KB/s]:******************
------------------------+-------------+-------+-------+-------+-------+-------+
Rnd. read 512B/read | 30.7[KB/s]:**
Rnd. read 16384B/read | 483.2[KB/s]:*****************
Rnd. read 65536B/read | 704.0[KB/s]:************************
------------------------+-------------+-------+-------+-------+-------+-------+
───────────────────────────────────────────────
・X68000PROII + Xellent30PRO、ベースクロックを 14MHz にアップ、純正 SCSI
───────────────────────────────────────────────
X680x0 DISK Benchmark Version 0.26 Copyright 1993 じゃぎゅあ
Original program:
ASPI SCSI benchmark test V0.2
copyright(c) by Tsuru-Zoh, Nov.23,1992
Initiator is ID7 : SHARP X68030 0004
Target device is ID3 : Logitec LHD-U27H/E 200F
512 Bytes per sector, capacity is 1487 Mbytes.
------------------------+-------------+-------+-------+-------+-------+-------+
Test mode | result | Poor | OK | Good | Great | Superb|
------------------------+-------------+-------+-------+-------+-------+-------+
Test unit ready command| 0.4[ms] :**********************************
No motion seek command | 1.2[ms] :***************************
------------------------+-------------+-------+-------+-------+-------+-------+
Sequential seek command| 2.8[ms] :*****************************
Random seek command | 10.3[ms] :******************************
------------------------+-------------+-------+-------+-------+-------+-------+
Seq. read 512B/read | 189.5[KB/s]:****
Seq. read 16384B/read | 947.2[KB/s]:*******************
Seq. read 65536B/read | 1049.6[KB/s]:*********************
------------------------+-------------+-------+-------+-------+-------+-------+
Rnd. read 512B/read | 28.0[KB/s]:*
Rnd. read 16384B/read | 502.4[KB/s]:*****************
Rnd. read 65536B/read | 857.6[KB/s]:*****************************
------------------------+-------------+-------+-------+-------+-------+-------+
───────────────────────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● NetBSD での使用
次は、残りのパーティションを NetBSD で使うようにしてみます。
X68030 + 060turbo にて、NetBSD-1.4X (2000年4月頃の NetBSD-current) を
使用しています。
カーネルからは、LHD-U27E が以下のように認識されています。ここでは、接
続されている SCSI HDD のうち、ID が小さい方から数えて 3番目なので、「sd2」
になっています。
sd2 at scsibus0 target 3 lun 0: <Logitec, LHD-U27H/E, 200F> SCSI2 0/direct fixed
sd2: 26063 MB, 26063 cyl, 16 head, 128 sec, 512 bytes/sect x 53377152 sectors
さっき Human68k で領域確保を行ったので、次は以下のようにして、Human68k
で言う所の「フォーマット」を行います。2番目のパーティションなので、デバ
イス名の末尾が「b」になっています。
# newfs /dev/sd2b
newfs に 30分くらいかかりました。いやはや。あとは手動でマウントすれば、
とりあえず使用できるようになりました。
# mount /dev/sd2b /mnt
df では、以下のように表示されます。
Filesystem 1024-blocks Used Available Capacity Mounted on
:
/dev/sd2b 24842199 1 23600088 0% /mnt
/etc/fstab にエントリを記述すれば、起動時に自動的にマウントできるよう
になりました。マウントしたディレクトリに対して、こちらも 950MB ほどファ
イルをコピー・比較してみましたが、とりあえず大丈夫そうです。
さて、X68030 + 060turbo と、この HDD で、2000年6月25日頃の
ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/NetBSD/NetBSD-current/tar_files/xsrc/xc.tar.gz
(34728083bytes) の、展開にかかる時間と、コピーにかかる時間を測ってみま
した。
比較のために、IBM DORS-32160 (UltraSCSI) でも測ってみましたが、こっち
はデフラグ等されていない、使用中のディスクなので、あまり参考にならないか
も知れません。
展開・コピー元の xc.tar.gz は、Jaz ドライブに置いてあります。
(1) tar で展開 (xc.tar.gz は 16716個のディレクトリ/ファイルを含む)
# date ; tar xzf /jaz/tar_files/xsrc/xc.tar.gz ; date
(2) cp でコピー
# date ; cp -ip /jaz/tar_files/xsrc/xc.tar.gz ; date
(1) (2)
LHD-U27E 21分48秒 1分54秒
DORS-32160 21分54秒 1分55秒
結果、たいして違いは出ませんでした。通常の SCSI の HDD と何も変わりま
せん。それにしても、内蔵 SCSI インターフェイスは遅い...
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● その他・まとめ
最後に、Human68k 上で AskSCSI を ID3 に対して実行した結果を示します。
───────────────────────────────────────────────
AskSCSI: Ask SCSI status : V1.14A : Copyright 1994-96 GORRY.
Machine CPU : 68060
Machine ROM : 1.5 97/05/29
Interface : Internal SCSI Interface - ROM Level=000A
ID : 3
Inquiry-Unique : "Logitec LHD-U27H/E 200F A760BS"
: (Lbender Lproduct Lrevision)
Inquiry-Device : Direct Access Device
Inquiry-RMB : Unremovable
Inquiry-Version : ISO=0 ECMA=0 ANSI=2 (SCSI-2)
Inquiry-Restype : SCSI-2
Block capacity : $32E7880 (26063MBytes)
Block size : 512
Cylinder size : $074 (by MODE SENSE)
Sec/Track size : $080 (by MODE SENSE)
Number of Head : 16 (by MODE SENSE)
Format : X68000 (Human68K SCSI-DISK by Keisoku Giken)
$00 "Human68k" [Boot Active] Start=$000040 Size=1020MByte
SecSize=$0400 CluSec=$0010 FATSec=$0001 FATCnt=$0002
RootDir= 512 MaxSec=$0FF000 MediaID=$F7 FATSiz=$0080
$01 "BSD ffs " [Boot Sleep ] Start=$1FE040 Size=467MByte
───────────────────────────────────────────────
動作音は、わりと静かだと思いますが、これはまだ最初の方のブロックしか使
っていないせいかも知れません。音質は、富士通の HDD ぽい音です(どんな?)。
私の実験では 1GB 以降の領域を全部 NetBSD にしてしまったので、Human68k
のパーティションがもっと欲しい場合は、何か別に不都合があるかも知れませ
ん(16GB あたりで何か起こらないか気になります)。
IDE-SCSI 変換しているからといっても (偏見かも)、少なくとも X68k 内蔵/
純正 SCSI インターフェイスにおいては、通常の SCSI 機器と同じように使用で
きるようです。
ただし、まだ使い込んでいないため、私が気づいていない問題があるかも知れ
ません。2番目のパーティションの容量が 16GB を越えているのも、大丈夫か気
になります。
ぜひ、mach2p でも使用してみたい所です。
◎ 全景 TYPE=CLI:JPEGED ALL.JPG
中央の白くて縦に細長いのが LHD-U27E です。左上に外箱があります。
--
西村 武司 ((
http://www.orions.ne.jp/snara/nisimura/ ))
[EOF]